ドライバーの場合素振りとショットでは「スイングが違ってしまう」と言う人は多いと思います。

ボールを置くと素振りのスイングに「打つ」と言う動作が加わり違ったスイングになってしまうような気がします。
この「打つ」は、オーバースイング、キャスティング、アーリーリリースになって現れます。

昨日の日曜練習でちょうど素振りとその後のショットムービーを撮ったのでクラブヘッドの軌道を画像にしてみました。
下が素振りです。
12-1-29Dr素振り軌道
トップの位置がよく、左腰の移動とともに腕が振り下ろされコックも十分です。
左腕が垂直になったときにもコックが維持されています。
ハンドファーストのインパクトが出来ています。
クラブヘッドは最短距離を動き、フラット軌道になっています。
下はその後のショットです。
12-1-29Drショット軌道
トップが少し深くなりオーバースイング気味です。
腰の左への移動が少なく、2コマ目で左腕とシャフトの角度が浅くなっているので切り返しで、キャスティングが入っているのでしょう。
腕が垂直近くまで下りてきたときにはコックが大分解けているので、少しアーリーリリースです。
クラブヘッドは切り返しで上空方向に上がってしまうので、遠回りをしてしまいます。
つまり、キャスティングが起きるとフラット軌道では打てなくなるのです。

ショットで気をつけることは、トップでの左肩は真下で止める。
切り返しでの左腰のスライドと左膝の曲げ。
そして何よりも両腕の力を抜くことです。
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